2021年5月27日木曜日

エアコン専用コンセント

 

エアコンの専用コンセントが無いと、取付はお断りしています。

10年以上前だと、部屋のコンセントから延長コードで電源を取って使用することも普通にあったと思うけど、近年ではまず取付しない。

何故かというと、火災事故がけっこう起きているからなのだ。

エアコンは部屋の高い所に付けるけど、室内の既設のコンセントは床に近い下のほうにあるわけで、ほとんど延長コードを使って繋げる訳だ。

この部屋のコンセントはほとんど、一つのブレーカーから分岐されて、電灯とか他のコンセントとかも同じ回路から分岐されている。

エアコンはだいたい10アンペアくらいの消費電力で、20アンペアのブレーカーの半分を使ってしまう。

エアコンを使っているときに、この回路の他のコンセントでドライヤーとか、電気ヒーターとか使うとほぼ20アンペア近くこの回路に流れる訳だ。

で、この時に仮に19アンペアでブレーカーは落ちない範囲の電気が流れてるとした場合、コンセントが熱を持ってしまう。

何故かというと、コンセントは125V15アンペアが限度。これってコンセントに表示されてたりする。

100Vだとおよそ18アンペア程度になるだろうか。

なので、容量オーバーになってしまう。

コンセントが熱を持つと、だんだん焦げてきて、ひどくなると電線が溶けてしまう。

もう、火災寸前だ。

こんな事が原因で、各エアコンメーカーが施工説明書に「電源は、専用回路を設ける事」と記載するようになった為、施工業者は専用コンセントが無いと取付できなくなった訳だ。

近年、色々な家電にこのような施工説明が記載される事が増えた。

エアコンをはじめ、浴室暖房乾燥換気扇、IHはもちろん、乾燥機付き洗濯機等々。

案外、電化製品による火災事故って多い。

お気をつけ下さいね。



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